news-arc-01

topics - 01

2008/01/19
フェリス女学院10号館見学

レーモンド・フェリス.jpg裏側の立面 080127.jpgスチールサッシ窓締

1月19日、昨年末、横浜市の歴史的建造物に認定されたアントニン・レーモンド設計のフェリス女学院10号館を見学しました(JIA再生部会主催)。1929年に竣工した旧ライジングサン石油会社社宅であった建築物で、4住戸の余裕のあるプラン。同時代の近代建築の影響を感じさせる「白い箱」の建築は保存状態も比較的良好で、開口部に必ず網戸を付けていることなど、非常に丁寧なつくりの住戸となっていました。(写真は、裏側の凹凸のリズミカルな立面と開け方の微調整がきく窓締)

2008/01/26
早稲田大学文学部校舎+大隈講堂見学

080126-5.jpg大隈講堂内部 080126-2.jpg8角形の真鍮手摺り
1月26日、現在、解体の危機にある早稲田大学文学部校舎(村野藤吾設計)と保存再生された大隈講堂を見学。文学部の校舎は写真での簡素な印象とは全く異なり、直線的でシャープな造形の中に、村野らしい装飾的なエレメントが数多く組み込まれ、特に、階段廻りのディテールは見所が多く、手摺りは緻密な美しいデザインが施されていました。一方、大隈講堂は、今回内部に入るのは初めてのこと。卵の断面のような楕円形の曲面がうねる講堂内部は圧巻。音響効果も非常にすぐれている講堂とのことでした。丁寧な保存再生の事例として好印象を持ちました。
(この見学会は、早稲田大学美術史研究室の丹尾教授のご厚意により実現しました。)

2008/03/26
太岳院見学(安藤忠雄設計)

080326-3.jpg内部縁側 080326-2.jpg内部本尊
3月26日、(社)神奈川県建築士事務所協会・支部長連絡協議会に参加。その催しの中で、小田急線秦野駅から歩いて5分ほどのところにある安藤忠雄設計の太岳院(たいがくいん)を見学しました。外観は水に浮いた寺院であり、めずらしくコンクリートの打ち放しはなく、リシンの外壁に、軒先を垂木で装飾した寺院です。内部のお堂は桐材で囲まれた空間で、建て替えられる前のお堂も西向きに開かれていたこともあり、その方向性あるプランを踏襲していました。西の方角には富士山を望み、夕焼けのときには浄土寺浄土堂のような様相を呈することが想像されました。スケール感は安藤さんらしい引き締まった空間でしたが、建築にやさしさが感じられ、安藤さんの往年の建築と質の変化が感じられました。

2008/05/15
木造の梁のたわみについて

私の住宅の設計では、2階建ての木造においても許容応力度計算をすることにしています。特に気を使っているのは木造では梁のたわみについてです。たとえば、たわみ制限といわれる基準は標準で1/250(根太、床の小梁など)ですが、この数値を1/450に設定し計算しています。木造ではクリープという現象によって、長い間たわんでいた梁が復元しなくなります。よって、そのたわみを基準以上に抑え、クリープ現象を最小限におさえるためです。こうしたことに配慮するには、構造計算によって判断するしかありません。このような例のように、見えないところに工夫を施すことが、プロフェッショナルの仕事であると思います。
 

2008/07/20
神奈川県立近代美術館の記憶

ピラネージ画像.jpg 
 
神奈川県立近代美術館で30年ほど前に開催された「ピラネージ版画展」に行った時の鮮烈な記憶に関する文章が近美HPに掲載されました。
       (2008/07/20 S.K.)

近美HPへLinkIcon 

2008/07/26
天童木工家具デザインコンクール2008 一次審査通過
 
幸運にも天童木工家具デザインコンクール2008に提出した作品が一次審査を通過しました。大学時代の同級生との協働作業により提出した作品が、応募総数1482点の中から10点に選ばれたことになります。11月13日の二次審査に向けて、試作品の準備に取りかかります。